将棋世界の2014年7月号から、「短期連載:ぼくはこうして強くなった(-プロ棋士に学ぶ上達のコツ-)」という企画が始まりました。8月号ではアマチュア向きの将棋上達法が書かれてありましたので、それらを簡単にまとめ、管理人むとせの個人的見解を書いておきます。
以下、将棋世界2014年 8月号のP61上段・中段の内容をまとめます。
1.詰将棋を解く
・3~7手詰の手筋物をたくさん解く
・考慮時間は5分で良い
・解けない場合は印を付けて解答を見る
・1日3題で十分
2.次の一手問題を解く
・上記の<詰将棋>の方法と同様の方法で良い
3.テレビ将棋を見る
4.ネット中継を見る
「以上、4点の方法だけでアマ将棋三段までは到達する」と書いてあります。
これを読んだオールドファンはどう思うでしょうか?もしかしたら、怒り心頭に発するかもしれません。管理人むとせも、正直なところ「やはりそう来たか!」と愕然としました。むとせの将棋の師匠:森下卓プロの将棋上達法ですから、強く反論はしたくはありません。いろいろと言いたいことが山ほどありますが、これも新しい時代の将棋上達法なのでしょう。受け入れるしかありません。以下、順に意見を書いて行きます。
<1.詰将棋を解く>について
詰将棋の手数に関しては、10~20年ぐらい前までは将棋三段を目指すならば13~15手詰までを解くことが暗黙の了解だったと思います。しかし、今は7手詰までで良いそうです(笑)。これも受け入れます。残念無念(笑)。
思考時間の5分は賛成ですが、これは初見の場合です。ある程度繰り返しましたら30秒未満で解けるようにしないといけないでしょう。印を付けることも重要なことです。
1日に解く問題数ですが、1日3題ですか?あまり現実的ではない数字です。なぜならば、世の中のほとんど多くの人は、三日坊主だからです。将棋のプロは、将棋に関しては大天才集団です。奨励会6級に合格できるレベルでさえ、天才集団なのです。どうもプロの将棋上達法は現実離れしています。我々凡人の多くは、たいていの場合、毎日コツコツ努力することなどできません。これに関しては、あとで<三日坊主将棋上達法(仮)>でまとめます。
<2.次の一手問題を解く>について
問題数に関しては、1日3問でも良いかもしれません。しかし、例えば、200問を67日間継続して解ける人などどれほどいるでしょうか?甚だ疑問です。
<3.テレビ将棋を見る>と<4.ネット中継を見る>について
これは異論の余地がありません。将棋のプロの解説を聞けば、将棋の定跡や手筋を覚えることができ、大局観も非常に良くなります。
もしこの方法と段位の基準が正しければ、むとせは小学生の時に最低でもアマ将棋三段にはなっています。さすがに、これはありえないです。
しかし、現代のアマ将棋三段の基準が大幅に低下しているとすれば、一概に否定することはできません。上記の基準がもし日本将棋連盟認定のそれならば、昔のアマ将棋2級は今のアマ将棋三段ぐらいと言えるでしょう。
次回、「森下流将棋上達法<その2>将棋四段以上を目指す方法」を書きます。次々回、「三日坊主将棋上達法 将棋劣等生大集合!!」を書きます。記事タイトルは仮題です。なお、この記事に関しては、訂正や補足などがあるかもしれません。その場合は、随時お知らせします。
日本将棋連盟の棋士紹介より
http://www.shogi.or.jp/player/kishi/morisita.html
以下、将棋世界2014年 8月号のP61上段・中段の内容をまとめます。
1.詰将棋を解く
・3~7手詰の手筋物をたくさん解く
・考慮時間は5分で良い
・解けない場合は印を付けて解答を見る
・1日3題で十分
2.次の一手問題を解く
・上記の<詰将棋>の方法と同様の方法で良い
3.テレビ将棋を見る
4.ネット中継を見る
「以上、4点の方法だけでアマ将棋三段までは到達する」と書いてあります。
これを読んだオールドファンはどう思うでしょうか?もしかしたら、怒り心頭に発するかもしれません。管理人むとせも、正直なところ「やはりそう来たか!」と愕然としました。むとせの将棋の師匠:森下卓プロの将棋上達法ですから、強く反論はしたくはありません。いろいろと言いたいことが山ほどありますが、これも新しい時代の将棋上達法なのでしょう。受け入れるしかありません。以下、順に意見を書いて行きます。
<1.詰将棋を解く>について
詰将棋の手数に関しては、10~20年ぐらい前までは将棋三段を目指すならば13~15手詰までを解くことが暗黙の了解だったと思います。しかし、今は7手詰までで良いそうです(笑)。これも受け入れます。残念無念(笑)。
思考時間の5分は賛成ですが、これは初見の場合です。ある程度繰り返しましたら30秒未満で解けるようにしないといけないでしょう。印を付けることも重要なことです。
1日に解く問題数ですが、1日3題ですか?あまり現実的ではない数字です。なぜならば、世の中のほとんど多くの人は、三日坊主だからです。将棋のプロは、将棋に関しては大天才集団です。奨励会6級に合格できるレベルでさえ、天才集団なのです。どうもプロの将棋上達法は現実離れしています。我々凡人の多くは、たいていの場合、毎日コツコツ努力することなどできません。これに関しては、あとで<三日坊主将棋上達法(仮)>でまとめます。
<2.次の一手問題を解く>について
問題数に関しては、1日3問でも良いかもしれません。しかし、例えば、200問を67日間継続して解ける人などどれほどいるでしょうか?甚だ疑問です。
<3.テレビ将棋を見る>と<4.ネット中継を見る>について
これは異論の余地がありません。将棋のプロの解説を聞けば、将棋の定跡や手筋を覚えることができ、大局観も非常に良くなります。
もしこの方法と段位の基準が正しければ、むとせは小学生の時に最低でもアマ将棋三段にはなっています。さすがに、これはありえないです。
しかし、現代のアマ将棋三段の基準が大幅に低下しているとすれば、一概に否定することはできません。上記の基準がもし日本将棋連盟認定のそれならば、昔のアマ将棋2級は今のアマ将棋三段ぐらいと言えるでしょう。
次回、「森下流将棋上達法<その2>将棋四段以上を目指す方法」を書きます。次々回、「三日坊主将棋上達法 将棋劣等生大集合!!」を書きます。記事タイトルは仮題です。なお、この記事に関しては、訂正や補足などがあるかもしれません。その場合は、随時お知らせします。
日本将棋連盟の棋士紹介より
http://www.shogi.or.jp/player/kishi/morisita.html