将棋上達NEO

6ヶ月で将棋初~三段になる方法(将棋・初段への近道)の継続ブログです。新時代の将棋上達法を考えていきます。微力ながら将棋の普及にも貢献できれば幸いです。「将棋上達の探求」も引き続きよろしくお願い致します。

    カテゴリ: プロ推薦の将棋上達法

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    前回の続きです。

    将棋四段を目指す方の将棋上達法をまとめる以下のようになります。


    1.プロの将棋の棋譜を毎日1局見る

    2.週に1回は将棋の実戦を指す

    3.本を1冊買って将棋の定跡をしっかり覚える


     

    これに対する見解を書いておきます。 



    1.プロの将棋の棋譜を毎日1局見る>について

    ・これへの不満は、「棋譜並べ」や「棋譜の研究」ではないということです。プロの将棋の棋譜を見るだけで、格段に強くなるとは思えません。


    2.週に1回は将棋の実戦を指す>について

    ・「週に1回」とは「週に1局」という意味でしょうか?それとも、「週に1回時間の許す限り」という意味でしょうか?管理人むとせの最低ラインは、3日に1局です。これで現状維持が精一杯です。脳科学的にもこのラインは譲れません。


    3.本を1冊買って将棋の定跡をしっかり覚える>について

    ・1戦法をマスターし得意戦法にすることは大切です。ですから、もし可能ならば1冊の本で定跡を覚えることは将棋有段者への近道です。しかし、現実問題として複数の本を熟読しませんと、網羅性に欠けます。しかも、上記の記述では本のレベルについて全く書かれていません。将棋のプロでさえ読むようなレベルならばまだ納得もいきますが、前述だけで将棋四段まで到達できるとは断言できません。


    以上を踏まえますと、上の3点だけで将棋四段になれるとは到底思えません。ただし、現代のユルユル段位では、これも許されるのかもしれません。

    将棋四段になるための将棋上達法としては、残念ながら不満の多い方法です。昔の将棋初段レベルでも甘い可能性があります。

    これに関してはあとで補足します。


    http://health.goo.ne.jp/column/fitness/f001/0017.html
    森下卓02 ユルユル







     

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    将棋世界の2014年7月号から、「短期連載:ぼくはこうして強くなった(-プロ棋士に学ぶ上達のコツ-)」という企画が始まりました。8月号ではアマチュア向きの将棋上達法が書かれてありましたので、それらを簡単にまとめ、管理人むとせの個人的見解を書いておきます。


    以下、将棋世界2014年 8月号のP61上段・中段の内容をまとめます。


    1.詰将棋を解く
    ・3~7手詰の手筋物をたくさん解く
    ・考慮時間は5分で良い
    ・解けない場合は印を付けて解答を見る
    ・1日3題で十分

    2.次の一手問題を解く
    ・上記の<詰将棋>の方法と同様の方法で良い

    3.テレビ将棋を見る

    4.ネット中継を見る


    「以上、4点の方法だけでアマ将棋三段までは到達する」と書いてあります。




    これを読んだオールドファンはどう思うでしょうか?もしかしたら、怒り心頭に発するかもしれません。管理人むとせも、正直なところ「やはりそう来たか!」と愕然としました。むとせの将棋の師匠:森下卓プロの将棋上達法ですから、強く反論はしたくはありません。いろいろと言いたいことが山ほどありますが、これも新しい時代の将棋上達法なのでしょう。受け入れるしかありません。以下、順に意見を書いて行きます。


    <1.詰将棋を解く>について

    詰将棋の手数に関しては、10~20年ぐらい前までは将棋三段を目指すならば13~15手詰までを解くことが暗黙の了解だったと思います。しかし、今は7手詰までで良いそうです(笑)。これも受け入れます。残念無念(笑)。

    思考時間の5分は賛成ですが、これは初見の場合です。ある程度繰り返しましたら30秒未満で解けるようにしないといけないでしょう。印を付けることも重要なことです。

    1日に解く問題数ですが、1日3題ですか?あまり現実的ではない数字です。なぜならば、世の中のほとんど多くの人は、三日坊主だからです。将棋のプロは、将棋に関しては大天才集団です。奨励会6級に合格できるレベルでさえ、天才集団なのです。どうもプロの将棋上達法は現実離れしています。我々凡人の多くは、たいていの場合、毎日コツコツ努力することなどできません。これに関しては、あとで<三日坊主将棋上達法(仮)>でまとめます。


    <2.次の一手問題を解く>について

    問題数に関しては、1日3問でも良いかもしれません。しかし、例えば、200問を67日間継続して解ける人などどれほどいるでしょうか?甚だ疑問です。


    <3.テレビ将棋を見る>と<4.ネット中継を見る>について

    これは異論の余地がありません。将棋のプロの解説を聞けば、将棋の定跡や手筋を覚えることができ、大局観も非常に良くなります。




    もしこの方法と段位の基準が正しければ、むとせは小学生の時に最低でもアマ将棋三段にはなっています。さすがに、これはありえないです。

    しかし、現代のアマ将棋三段の基準が大幅に低下しているとすれば、一概に否定することはできません。上記の基準がもし日本将棋連盟認定のそれならば、昔のアマ将棋2級は今のアマ将棋三段ぐらいと言えるでしょう。



    次回、「森下流将棋上達法<その2>将棋四段以上を目指す方法」を書きます。次々回、「三日坊主将棋上達法 将棋劣等生大集合!!」を書きます。記事タイトルは仮題です。なお、この記事に関しては、訂正や補足などがあるかもしれません。その場合は、随時お知らせします。


    日本将棋連盟の棋士紹介より
    http://www.shogi.or.jp/player/kishi/morisita.html

    森下卓01


     

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