<アマチュア将棋ファンは、なぜ将棋を指すのでしょうか?>
理由は簡単です。それは、ズバリ、楽しいからです。 ワクワクするからです。負けると悔しい時もありますが、基本的に<楽しさ>が将棋を指す大きな理由です。人間の趣味は、皆、そんなものです。
我々アマチュア将棋ファンが、将棋で強くなるための練習も、その楽しさの延長であるべきです。将棋のプロやその卵たちのように厳しい練習や修行のようであっては、趣味として将棋を楽しむアマチュアの意味がなくなってしまいます。
それでは、楽しい将棋上達法は何かと言いますと、それは、人それぞれ全く異なります。
ただひたすら「平手の将棋実戦が楽しい」という人もいれば、いえいえ「将棋は研究が楽しい」と言う人もいます。また、むとせの友人のように「上手との駒落ち将棋の実戦が楽しい」と言って、「将棋のプロとの指導将棋」だけを楽しんでいる人もいます(彼はアマ五段です)。あるいは、昔の管理人むとせのように、将棋の中盤力と終盤力だけを磨いている人もいます。
<将棋上達法は色々ありますので、具体的な方法についてはあとから少しずつ書いて行きます。>
楽しい将棋上達法は人それぞれ異なりますが、要は、自分が楽しい方法を選択すれば良いのです。周りに何と言われようとも、まずは、自分の<楽しさ>を基準に将棋の練習方法を選択しましょう。
大昔や昔と違って、今は、将棋上達法の選択の幅がとても広いです。特に、IT革命によりネットを利用した将棋練習法は、最大限の学習効果を出せるようになりました。現代の、そして新時代の将棋上達法として、それらを利用しない手はないです。可能な限り生かして行きましょう。
<楽しい将棋上達法でどこまで将棋が強くなるのでしょうか?>
これに関しては、個人差が大変大きいです。正直なところ、やってみないとわかりません。例えば、小学生を10人選んで10人全員に実戦だけやらせても、その伸びには大きな差が出てきます。
ある小学生は一気に将棋初段~三段まで行くかもしれませんし、それとは反対にある小学生は将棋5級程度で停滞することもありえます。これは大人の場合でも全く同様です。
<個人的には、長期的な展望であれば、最低でも将棋初段・二段・三段は堅いと思っています。>
将棋は頭を使うゲームです。どんなに優秀な指導者でも、将棋入門者や初心者の頭の中を覗いて未来の伸びを予測することは不可能です。ただし、将棋三段~六段の小学生の中には超天才がいて、その将来性を見抜ける場合もあるようです。
ここでは、そういう天才や超天才を対象にしていません。あくまでも高校生以上の一般的な将棋ファン、特に、多忙なサラリーマンや中年・高齢者の方を対象にしています。もちろん、女性の方も含みます。それらを踏まえた上でブログを読んで頂ければ幸いです。
*今回はここまでにしておきます。追記や訂正、書き直しがあった場合には、「将棋・上達の探求」などでお知らせ致します。